早稲田大学 文化構想学部 合格 by A.Nさん

合格大学学部学科
早稲田大学文化構想学部 
明治大学文学部日本文化学科
武蔵野美術大学造形構想学部映像学科
武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科

「大学受験、独学するしかない。」一般的な学校や塾の受験指導が大の苦手な私は逃げるようにそう決めて、独学が得意だから大丈夫だと自分自身に言い聞かせ、言い聞かされながら受験勉強をひたすらにしていました。確かにそのまま独学でやり通しても受かった気がします。でも「なんだか、もう少し深く理解したいというか、学んで考えたことを先生のような存在?にシェアしたらもっとよさそうな気がして、」という曖昧なぼやきを胸中に微かに認めはじめた夏、かねてより聞いていた友人の塾の話をまたその日も聞いていると、なんだかうらやましくなってきました。難しそうな課題に四苦八苦した後、先生の解説をキラキラ(ギラギラ?)した目で聞いている友人が。そうとなったら行動は早いほうがいいので、即日面談を予約して、面談して、入塾を決めました。そして入塾後、Cria.には半年間、古典のマンツーマン授業と現代文の授業動画の二つを受講しました。毎週の古典の授業はとても楽しく刺激的でした。
古典の授業形態は、先生が用意した過去問をまるで私が授業をするように説明しながらその場で解いていき、最後に先生に修正してもらうというものでした。(このやりかたは私が個人的にお願いしたもので、もしあなたが自分なりの授業方法を提案したら、先生はきっと快く受け入れてくれるはずです。)躊躇せずに感じたまま喋り倒した私は、的外れな解釈もたくさん言いました。
一方で、時には鋭いことも言えた気がしたり、その頻度が高まるほど自信もついたりしました。
「やっぱ前より古典できるようになりましたよね!?」
「うんそう思いますよ」
なんて先生との会話を思い出します。
それでも、やはり、分からない時は分からない。歯が立たない。学問、いや古典に限ってもこの世界の果てしなさたるや、全て知るにはあまりにも人生が短かすぎると嘆きながらも、口許はニヤついている。厭世的な私は心が救われていたんです。生きがいになりうる光をそこに見つけていましたから。小学4年生の国語の教科書に『動いて、考えて、また動く』(高野進)という文章が載っていたのをよく覚えています。陸上選手だった著者が、自身の経験を踏まえて行動と反省を幾度も繰り返すことが上達の鍵だと幼い私に教えてくれました。
学力というのは教科内容の理解度のみではありません。机を離れた生活はもっと動的なものです。周りの人との関わり合いの中、褒められ叱られ、絶好調の数日後に体調を崩し、好きな人ができたり失恋したりと、流れるようにさまざまなことが起こりますよね。ですが、その合間に机に向かい(必ずしも机で勉強しなくていいですが)、本を開くと、先人たちの文章が静かな威厳を放ってそこで待っていたのに気づきます。私たちがいつの間にか過ぎ去るままにしてしまっている瞬間瞬間を、彼らはグッと掴んで、離すどころか理論や表現を駆使して拡張した暁には、文字にまで残して時間の概念を取り払ってくれます。今度はその文章を読む私たちが、各々の日常に照らし合わせて自分の感覚に理論的支柱を組み合わせる。つまり「考える」んです。そしてまた「動く」とき=日常生活に戻ったときには景色が違って見えてきます。
私の場合は、「考える」段階においてCria.の先生にとても助けてもらいました。私の、最近こういうことがあってこう感じたんだという話を一歩上のレベルに言語化しなおしてくださりました。例えば、「あーその考え方は現象学っぽいね」という感じで時に固有名詞も散りばめられていたので次への勉強に繋がりやすかったですし、それを聞いてるうちに教養レベルが自ずと上がっていきました。ちなみにですが、これの全く逆のことを現代文の授業でなさっています。難しい内容を身近なものに置き換えて説明していく授業はとてもわかりやすく面白かったです。「大学受験、独学するしかない。」、その決意の一生は逃避から始まり、自負心に育てられ、迷える青春時代にCria.の先生に棘を抜いてもらってるうちにいつのまにか消えていました。Cria.では、大学受験対策に終始せず、大学0年生のような形で大学でのより深い学びに対して心を開き意欲的になれるような生徒が育ちます。だからこそ、ここまでの合格体験記が合格ロードの紹介というよりも、もう少し広く学びについて綴った性格になってしまったのでしょうね。

慶應義塾大学 法学部 合格 by K.Uさん

合格大学学部学科
慶應義塾大学法学部 
慶應義塾大学商学部 
上智大学法学部 
明治大学国際日本学部 
國學院大学法学部 

<はじめに>正直にいうと僕は高三でそんなに勉強を頑張りませんでした。それでも第一志望に余裕を持って合格できたのは、ひとえに早めに勉強を始めたからだと思います。ここでは、早めに勉強を開始するとどんな良いことがあるのか、またどんな風にCriaで勉強したのかをお話しします。<効率的な勉強ができるようになる>早期に勉強を始めておくと、効率的に勉強することのできる期間が長くなります。初めから効率的な勉強ができる人はそう多くありません。僕も勉強したての頃は今から考えると非効率的かつ非合理的すぎて叫びたくなるような勉強をしていました。でもそれで良いと思います。そうやって間違った勉強法でも勉強をすること自体に意味があるのです。なぜなら身をもって犯した間違いは痛烈なものとして記憶され、次へ活かされるからです。例えば僕は、高二の夏休みに単語と文法を全く覚えていないのにも関わらず古文の問題集に取り組んでいました。今では考えられないような勉強法です。しかし、このような失敗を犯したからこそ、高二の秋以降は単語と文法を誰よりもしっかりと固めることができました。非合理的な勉強をしたからこそ、「あの時の失敗は繰り返さないぞ」という強い気持ちで盤石な基礎を築くことができたのです。古文に限らず、僕はこのような失敗を受験生になる前にたくさんしました。でもそのおかげで、高三に上がった時には効率的な勉強だけをすることができる状態になっていました。<辛すぎない受験期を過ごすことができる>これは効率的な勉強の結果でもありますが、早めに勉強を始めると受験の負担が比較的軽くなります。周りよりも少ない勉強時間でより良い結果を残すことができるようになるので、毎日追い込まれながら十何時間も勉強する必要がなくなるのです。僕は決して軽い気持ちで受験に臨んでいたわけではありませんが、それでも受験期を通じて辛すぎてどうしようもないという瞬間は訪れませんでした。心にも余裕が生まれ、高校生活最後の一年をしっかり楽しみながら勉強も順調に進めることができました。<燃え尽きなくなる>これもまた辛すぎない受験期を過ごしたことが誘因となっていますが、早めに勉強を始めると受験後も勉強を続けやすくなります。よく言われるように、大学受験は決してゴールではありません。受験後も勉強をしなければならない瞬間、または勉強をすることでより良い結果が得られる瞬間は必ずあります。死力を尽くして受験に取り組み、なんとか合格を掴み取るといったビクトリーロードは非常に強力かつ魅力的な印象を残しますが、そこに持続性を見出すのは難しいです。僕は受験で燃え尽きるほど頑張った人を否定するつもりはありません。むしろずっと憧れのような感情を抱いていました。ただ、その後のことを考えるとある程度の余裕を持って受験を終えることも選択肢の一つであるということを強調したいのです。なぜなら、僕自身がいわゆるビクトリーロードや逆転合格といったイメージと、たいして勉強していない自分とのギャップに苦しめられていたからです。これを読んでいる方には、是非とも僕と同じような悩みを抱えて欲しくないです。<Criaでの勉強>僕がCriaに入会したのは高三に上がるタイミングです。小論文の講座を受講していました。第一志望だった慶應大学では小論文が課されるのにも関わらず、いまいち何をしたら良いのか理解していなかった僕は危機感とともにこの塾に入りました。最初のカウンセリングを通じてまずは現代文力を上げなければいけないことが分かってからは、短い文章の問いに答えたりそれを要約したりする課題に取り組みました。この段階で短文から要約や問いへの正対の仕方を学べたことは非常に効果的でした。次第に課題の文章量は増え、自分の現代文力も着実にレベルアップしていることを実感できるようになりました。夏からは自分の意見を論理的に組み立てる練習をさせてもらいました。それまで読んできた文章で得た知識や考え方を参照しつつ、それを自分の意見に組み込んでいくプロセスは新鮮で、とても楽しかったです。秋以降は過去問に取り組みました。先生が丁寧な添削と新しい知識や書き方の紹介をしてくださったおかげで、最後の最後まで成長を感じることができました。慶應法学部の受験前日には今までにないくらい良い文章を書くことができ、本番は形式が大きく変わった中でも落ち着いて良い論述することができました。先生には感謝してもしきれません。

東京工業大学 2類 合格 by C.Mさん

合格大学学部学科
東京工業大学2類 
東京理科大学理学部応用物理学科
立教大学理学部物理学科

体験記といっても、そんな大それたものではなく、私自身の勉強法を報告しようかと思います。私は決して模範生ではないので、参考になるかどうかは分かりませんが… とりあえず、先生に指示された課題だけでもきちんとやろうと試みましたが、結果的にできたのは要求の3割程度です。 どうしても計画的に勉強することができず、直したいとも思っていましたが、最後までその場で勉強内容を決めてしまう癖は矯正できませんでした。 もう、この悪癖は放っておいてもいいのかもしれないと、最後は開き直って好きな科目を中心に勉強しました。勉強に本腰をいれはじめたのは高2の11月からです。 今ではこれがよかったと思っています。 高3の秋に交通事故に遭ってしまうのですが、それまでは勉強は上手に回せていました。 一番辛かったことは、引退まで部活を続けなければならなかったことです。 高3になったところでやめてしまえばよかったです。次は各教科の勉強法についてです。数学は高3の夏休みが終わるまでに、Cria.数学テキスト★★★★とを各1回と、★★★を各3回ずつ終わらせました。 ★★★★★は正月直前に1冊を1週間ほどで終わらせただけです。もっと早くやっておけばよかったと思います。テキストへの取り組み方ですが、1周目にとても時間をかけました。 自分でも不安になるほどじっくり取り組みましたが、その過程で相当に考える力がついたと思います。 その後は時間短縮を心がけました。だいたい1セクションを1週間ほどで終わらせるのを一つの目安にしました。 2周目はサクサクと終わらせて、3周目はサクサクいかない部分を解決する作業に費やします。 最終的には、1日で1冊が終わりますよ。数学に関しては、特別な勉強法はやっていません。 むしろ、ごく普通の勉強をやっていたと思います。 でも、夏休みのほとんどを数学の勉強に費やしました。 最終的には、Cria.数学テキスト★★★を3回、★★★★を3回、★★★★★を2回終わらせました。★★★★★をもう一回やっていたら、もっと学力上がったかなと思いますが、残念ながら時間がありませんでした。 12月中旬から2月10日頃まで、テキストの難関理系数学に取り組み、東工大頻出テーマの解法をまとめました。 これに持てる力のほとんどを使いました。次に英語です。 Cria.英語テキスト典型編と難問編が高3夏休みあけには終了。 単語も10月末に終わってしまい、それで英語の勉強を終了してしまいました。 英語をもっとやっていたら早稲田も受かっていたのではと思います。 次に物理ですが、高2の春から講座を受講していました。 高2の正月まで、授業にまったくついていけず、さっぱりわかりませんでした。 そこからから高3になる4月までに、★★★に取り組んで、ようやく先生の授業を理解できるようになりました。 その後は、春から秋までに、★★★★と★★★★★をそれぞれ一周しましたが、その程度です。 塾についてから授業が始まるまで、テストで出される単元のテキスト問題をゴリゴリ解いて、復習を終わらせていました。 これで得点力が身に付きました。 直前期は、テキストの総復習をセンター2日前から早稲田2日前までやっていました。 なかなか終わらなくて焦りましたが、本番では物理で高得点がとれました。最後に化学ですが、はっきりいって放置してしまっていました。 早稲田の受験2日前に、ヤバすぎることに気づき(遅い)、★★★★★をやりました。 ある程度は解けるようになりましたが、理解不十分である箇所を多く残したままの受験になってしまいました。センター対策は、何から何までしていません。 東工大はセンター試験の得点を加算しませんし、実際、私はやらなくても当日7割をこえたので、必要ないと思います。 自身の受験勉強を振り返ってみると、型ハメ式の勉強スタイルだったと思います。 課題をやってくうちに学んだ型のハメ方を使えば、8割方は問題に手をつけられるんだって信じて勉強してました。結果、東工大の数学の過去問では、安定して6~7割はとれるようになりましたが、当日に一番こけたのは数学でした。 英語は最後までさっぱり掴めませんでした。ただ、テキストの単語と典型編・難問編で補強してなかったら大変なことになっていたことだけは実感してます。でも、全てにおいて言えるのは、テキストや参考書に取り組む中で、1周目、1題1題に学ぶこと多すぎて、でも、それにめげず、我慢強く拾っていくぞって感じで勉強を積み上げていったら、自然と型ハメ式になったということです。 最終的には、未知の問題でも、それらとの比較や類推で解決できるようになっていきました。 この通り私は模範生ではないですけど、ひとまず受かってよかったと思っています。

東京工業大学 5類 合格 by K.Cくん

合格大学学部学科
東京工業大学5類 
早稲田大学理工学部 
慶応義塾大学理工学部 
東京理科大学理学部応用物理科
明治大学理工学部 

僕は高校入試が終わった後、東工大を目指すことを決意しました。3 年経った今、無事に合格することが でき、嬉しいです。ここでは、僕の勉強方法を紹介したいと思います。高1の時の勉強内容は、塾の授業の復習(英数)、学校の英語の予習復習(教科書の全訳)、定期テストの勉強(英数)の3点です。 授業の復習は、次の授業の前日にやることが多かったです。それでも慌てて適当に 終わらせるのではなく、1つ1つ確実に消化するように心掛けました。また、夏休みや冬休みなどには、数学の授業で扱った問題を何度も解き直しました。 高2の時もこの3点を継続しましたが、模試に合わせて、クリア数学テキスト★★★とクリア英文基礎テキスト1周ずつやりました。高2の三学期には、高3の時により効率的に勉強できるように、授業ノートの取り方や復習ノートの作り方などを見直し、先生から聞いた方法やネットで調べた方法など、色々なノートの作り方を試し、自分にあった勉強方法を固めました。受験生の時についてですが、周りの人が物理の授業を高1、化学の授業を高2から始めているのに対し、僕は高2から物理の授業を受けていましたが、正直復習をやる余裕がなくて授業についていけず、また、化学は全く勉強していなかったので、高3の時に物理と化学を一年で完成させなければなりませんでした。物理は1学期、授業の前に予習として、基本問題を2回解き、授業が終わった後近いうちに、授業で扱った問題を1回解き直し、1 問ずつ復習ノートに色ペンを多用して解答を清書しました。さらに、次の授業の前日または当日にもう1回解き直しました。 夏休み以降も解き直しと復習ノート作成を継続し、単元別テストに合わせて勉強しました。1学期の化学は、授業前に映像教材を見てから授業に臨み、授業後に問題を2回、物理同様次の授業の前日辺りにもう1回解き直しました。 ★★★★★問題に関しては物理と同様に復習ノートを作成し、夏休み以降は★★★★★を中心に勉強しました。数学は高2から高3の1月までずっと、授業を受けた後、1回問題を解き直して、復習ノートに清書し、単元別テストに合わせて勉強するというサイクルを繰り返していました。クリアテキスト★★★を2周やりました。英語は授業で扱った長文を、括弧振りをしながら構文をとり、書くのが大変だったので、声に出して全訳していました。これは夏休みはやりませんでしたが、11 月くらいまで続けていました。それ以降は、簡単に復習を済まし、他の教科に重点を置きました。学校の勉強に関しては、数学は定期テストに合わせて勉強していましたが、それ以外の教科は授業以外勉強せず、理系科目はできるだけ多くのことを吸収できるよう、集中して授業を受けていました。 直前期には、物理、化学、数学は今までにやった問題の中で、不安なものを選び、解くことに時間を費やしていたため、明治大・理科大は 1 年分、早慶大は2年分、東工大3,4 年分と、あまりやりませんでした。ただし英語は問題に慣れているかどうかで解くスピードがかなり変わるので、早慶大は4年分、東工大は8年分をやって対策をしました。受験勉強をしていると、不安になることもありましたが、1 週間の大まかな勉強サイクルが決まっていたので、それをきっちりやりきることに集中し、不安な気持ちを払拭していました。直前期には、僕はかなりケアレスミスをすることが多いのですが、本番たくさんミスしてもカバーできるくらい点を取ろうと 思いながら過ごしていました。受験当日は、試験前、毎回僕はお茶を飲みながらその大学の赤本をパラパラと見て気持ちを落ち着かせていましたが、試験前の過ごし方は毎回同じパターンにすることをお薦めします。受験勉強は、諦めずに粘り強く取り組む姿勢が必要だと思います。志望校を早い段階で決め、それに向かってブレることなく頑張ってください。

東京理科大学 理工学部 合格 by R.Sくん

合格大学学部学科
東京理科大学理工学部 
東京理科大学理学部 
青山学院大学理工学部 

三浪してはじめて合格を勝ち取った人間なので、参考にならないと思う人もいるかもしれませんが、同じ失敗だけは避けてほしいので参考にしていただければと思います。高校の時はサッカーに没頭し、偏差値の低い高校だったので、まったく勉強していませんでした。そのまま浪人を決意し、予備校に通いました。全教科偏差値30くらいだったのにもかかわらず、基礎をおろそかにし、なんとかなると思いながら、勉強していました。結局全部落ちました。予備校の授業はわかりやすくて、理解だけで満足してしまうので、自分の能力が上がっていると勘違いしてしまいます。これも敗因のひとつです。二浪目に入って、基礎からやり直しました。しかし、基礎は定着しましたが、夏終わりになっても、英語が全く伸びなかったのです。ここで、おそらく初めてCria.の先生達に相談し、個別で英語を見てもらうことになりました。授業をうけてわかったのですが、日本人として、大事な能力が欠けていました。国語力です。理系だから必要ないと思っていたのですが、必要最低限の能力もありませんでした。もちろん数ヶ月で間に合うこともなく、全部落ちました。そして、三浪目には、先生達に全教科見てもらうことになりました。宿題の量は多かったけど、なんとかこなしていきました。一浪、二浪目に比べ勉強量がはるかに多かったですね。自分のペースでやると、最初ははりきりますが、結局勉強量は減っていきます。もちろん、自分でできちゃう人もいますが、自分は違いました。だから、あなたが自分の能力を過信し、できる人間だと思っているなら、本当にそうなのか確認したほうがいいと思います。三浪目は、全教科おかげでかなり伸びました。初めて合格を勝ち取りました。教科ごとにいうと、数学は基礎は定着していたので、☆4から☆5の問題を通して、一問一問じっくり考えました。物理は基礎が難しいので、徹底的に導入編を見たほうがいいです。その上で難しい問題をどう解くかだと思います。化学は、浪人が決まってから、初学だったので、基礎も抜けていたし、暗記系もあまりできていなかったです。なので☆2から☆5まで、全部やりました。基礎は定着しますが、暗記系はそれでも忘れるので、導入編を見ながら覚えるのは合間にやったほうがいいと思います。英語は単語の勉強にかたよりすぎず、長文をじっくり読み、わからない単語がでてきても、周辺の情報を頼りにし、できるだけ予測することを心がけました。そうしていくこと、予測はもちろん、英語力も自然にあがります。最初はゆっくりでしたが、じっくりていねいに、かつ、量をこなせば、速く読めるようになります。そして、内容を把握するのに必要なのは国語力です。だから大事なんです。これをたんたんとやりました。模試もうけてないし、徹底的にムダを省きました。結局第一志望には受かりませんでしたが、これをこなせば、理科大には合格できます。早慶に受からなかったのは、おそらく、問題は解くときに、時間内処理を英語と理科でできなかったところです。後多少、まだまだ英語と化学の能力が足りなかった気がします。この浪人期間、失敗しかしていません笑 先生にも言われましたが、人間失敗からしか学習できないと思います。失敗したからこそ、最後に成功を勝ち取れました。僕にとって、このことは、これから将来、役に立つと確信しています。失敗は辛いけど、次につながるとおもえば、いい経験です。むしろ、失敗しない方が怖いです。ずっと間違いに気づけませんから。どうか、同じ失敗はしないようにしてください。時間の無駄ですから。この合格体験記が役に立ちますように笑

早稲田大学 教育学部 合格 by S.Yくん

合格大学学部学科
早稲田大学教育学部国語国文学科
法政大学文学部 

僕は私大文系型で受験しました。教科は国語、小論文、英語、日本史です。その中でも特に力を入れた教科である日本史について話したいと思います。そこから受験勉強全体に言えるアドバイスをしたいとも考えています。まず、高校2年生の秋に本格的に受験勉強を始めました。日本史に関しては、その時点で未習。僕の居た高校では2年時に文系、文理系に分かれるのですが、日本史は文系しか選択出来ませんでした。高校2年生の最初の段階で、国公立か私立のみを受験するのかを決定するのは難しかったので、僕は文理系を選択していました。そのため、日本史の学習が遅れてしまったというわけです。一応、世界史の授業を受けてはいたのですが、カタカナを覚えるのに相当苦労していたのと、大学に行くまでに日本の歴史を学んでおきたいと思っていたので、日本史で受験することにしました。さて、大手の予備校の中には、社会系科目は1年間の学習で間に合うと言うところがあります。しかし、こと日本史に関しては、未習の状態でそれは不可能だったと思います。中学生の頃とは異なる膨大な知識量、深い理解が問われるからです。予備校の一般論が当てはまるのは、日本史の予備知識がそれなりにある生徒に対してだということです。日本史のことを何も分かっていない僕が勧められたのは、漫画でした。 最初、漫画と聞いたとき、「受験勉強なのに漫画?」という疑問はありました。しかし、所謂漫画とは異なり、『マンガ 日本の歴史』(石ノ森章太郎)や『太平記』(さいとうたかを)は非常に歴史資料に忠実で、教科書をそのままコミカライズしたようなものでした。楽しんで読んでいるうちに自然と、歴史の偉人たちの顔と名前が、時代と出来事とが結びついていきました。日本史を漫画で学習する最大のメリットは、膨大な情報量の日本の歴史を、脳内でアニメのように再生出来る点です。例えば、比較的日本史の中でも苦戦すると思われる「荘園制度」。力の弱い開発領主が権力のある領家に頼り、さらに領家が本家に荘園を寄進するという複雑な支配構造を、漫画では絵で捉えることができます。また、藤原道長や源頼朝、足利尊氏や豊臣秀吉などの歴史のヒーローたちが活き活きと描かれていて、これまで字面でしか知らなかった彼らの偉業を生きた「イメージ」として捉え直すことが出来ます。実際、高校3年生の1学期は、学校の授業とCria.の授業以外の空き時間はほとんど漫画を読んでいました。授業の復習に漫画を利用していたときもあります。とにかく歴史が苦手という方は、是非漫画から入ってみることをオススメします。では、次に実際の入試を意識した話をしたいと思います。僕は日本史の勉強を始めたての頃、「日本史の単語を全部覚えたらどこでも受かるだろう」と思っていました。しかし、日本史の単語総数は優に10000語を超えており、これだけ見ても不可能なことが分かります。さらに、論述は論外としても、問題形式も単純記述や正誤問題、選択問題と多岐に渡るので、ただの単語の暗記だけをしていても意味は無いということです。そこで、受験生間で差がつくのはどこなのか。僕は論理(思考)力だと思います。それも、早慶のような最難関と呼ばれる大学になると、その差が顕著に表れると感じました。所謂、難関大学(MARCH大)は殆どの問題が知識問題で、「知っていれば解ける、知らなければ解けない」問題が多いのが特徴です。しかし、最難関大学(早慶大)は違います。最難関大学でも1対1対応の知識問題は当然出題されますが、難問と呼ばれる問題は論理的に解くことが出来なければ太刀打ちできません。日本史で受験する方は、最後まで下手な暗記に走らず、思考し続けることを忘れないでください。試験本番、一見、見たことの無いような問いでも諦めず理詰めでいけば正解できたりするものです。最後に、日本史以外の教科にも言えるアドバイスを。国語と英語に関しては、私大の最高峰を目指すのであれば、旧帝大の論述問題は確実にやってください。僕も東大の国語、東大、阪大、北大の英語をやりました。やはり引用されてくる文章、記述問題は一流のものです。だから、「私大しか受けないから」と遠ざけず、立ち向かってください。論述は思考の過程を文字に著す作業です。記号問題のような誤魔化しは通用しません。最初は、筆が動かないものです。さらに文章が難しいから、理解すら出来ないこともある。それでも、何度も繰り返し考えて、自分の言わんとすることを表現して、時には先生とディスカッションをしていけば、自ずと成果が出てくるはずです。そして、こうした訓練を積み重ねていけば、恐らく私大の文章ですら平易に思えるはずです。最後、頼れるのは自分の脳みそだけ。それでも、最高のプランナーでありペースメーカーである先生方は最後まで僕の味方でした。皆さんの健闘を祈ります。

早稲田大学 文化構想学部 合格 by R.Nくん

合格大学学部学科
早稲田大学文化構想学部 
中央大学文学部 

私は高校2年生の夏にクリアに入塾し、そこから大学入試に向けた勉強を始めました。しかし、2年間で英語、国語、日本史の基礎から難関大学でも通じるレベルに仕上げることは容易ではなく、浪人することになりました。浪人するにあたって現役での失敗の原因を探しました。私が考えた失敗の原因としては、確立した勉強方法がないことでした。そこで、ここでは浪人時における私の勉強のルーティンについて書こうと思います。まず、英語においては、英語での思考をスムーズにするために、リスニングを15〜20分、英単語を200〜400をテスト方式で点数を出しながらやっていました。その後に授業で扱った文章の音読を空で言えるまでやっていました。これらのウォーミングアップの後に、過去問演習やリベラルhighの文章の構造分析をやっていました。過去問も気に入った文章があれば、時間を見つけて何度も読んでいました。次に、国語では漢字の読み書きを100個ほどやってから、評論をbasic→standard→highの順番でだんだん難易度を上げながら問題を解いていました。そうすること文章が難解であっても、ある程度文章の構造や内容を捉えることができました。古文・漢文は過去問を解く以外は4月から2月の本番直前まで基礎問題や単語のインプットをしていました。最後に、日本史の勉強方法です。日本史に関しては基礎知識からインプットする必要があったので、一問一答をひらすら繰り返しやっていました。また、一問一答に加えて、テキストの★★の問題も繰り返し解いていました。10月頃から過去問演習を行い、間違えた分野の動画を見てからテキストの穴抜き問題を利用して復習していました。以上が私の英語、国語、日本史のルーティンです。この方法が習慣化すると勉強の計画が立てやすくなりますが、一日の勉強の濃度が薄くなるという問題があります。私はその問題に直面するたびに先生に相談して解決方法を模索して、できる限り濃度の高い勉強をするように心がけていました。私が合格できた要因としては、自分に合った勉強のサイクルを確立できたことにあると思います。私の体験が皆さんの勉強ルーティンの手助けになれば嬉しいです。

早稲田大学 商学部 合格 by S.Kくん

合格大学学部学科
早稲田大学商学部 
千葉大学法政経学部 

きっとCria.を見つけてこれを読んでいる方々は、学校や予備校の勉強に何か困っている点があって、助けを求めているのではないでしょうか。もしかしたら周りのみんなが「普通」にやっている受験勉強が自分には上手くできない、と悩んでいる方もいるかもしれません。そういう方々に向けて、もしかするとあなたよりも「普通」でなかったかもしれない私の体験を書いてみようと思います。中高一貫の進学校に入ったまではよかったものの、その後一度も勉強を自分のものにできていなかった私は、深く考えずに理系を選択しました。しかし、興味を持てないまま高校が終わり、予備校に入り……と、時が流れていくばかりで受験することすら出来ない状態から動けずにいました。そんな状況を脱し再び自分の人生を前に進められるようになったのは、Cria.との出会いがきっかけでした。先生方が親身に相談に乗ってくださったおかげで、自分が興味のある分野をはっきりさせられたと同時に文系に変えることを決断できたのです。そして、勉強面に関しても、それまで私の中に出来上がっていた「受験勉強」=「避けられない苦行」という固定観念をひとつひとつ時間をかけてほどいていただきました。そんな中で見つけた私なりの勉強法や考え方を共有したいと思います。まず、英語に関しては、受験科目としてではない純粋な英語に対する興味は持っていた私に対し、文法や知識のトレーニングを最小限にし、実際の文章からそれらの要素を拾い集めて総合的に確認するという方法を提案していただきました。それと同時に、洋楽や海外のテレビ、ラジオ、YouTube、Podcast等を利用したり、趣味の事柄を英語で検索するなど、勉強以外の時間でも安定的に英語と触れる時間を取れるようにしました。次に、現代文は、もともと私の得意科目ではあったのですが、それまで感覚で問題を解いていた私に、分野ごとに組まれた教材で体系だった知識を教えてくださいました。中学以降一度も面白いと感じる現代文の授業に巡り合えなかった私にとって、これは本当に衝撃的で、それまで解いてきた問題や読んできた文章が頭の中できれいにフォルダ分けされていくような感覚でした。その後は問題演習を通じて先生による周辺知識の解説も織り込んだ答案を作成していくことで安定した読解力を身につけられたと思います。理系だった頃から一度も成功体験がなかった数学は、常に不安を抱えながらの学習でした。はじめはペースがなかなか上がらない中、私がそれまで経験してきた、突き放されたり叱られたりするようなやり方ではなく、根気強い指導をしてくださり、徐々に自分の数学テキストを作って安定的に勉強することができました。結果的に数学を利用した試験で二つの大学に合格できたことは、私にとって初めての成功体験となりました。古典は、知識ゼロからのスタートで、最初は難航しましたが、古典単語とその例文を利用した授業によって、安定した学習ペースをつかむことができました。英語と同じように、例文からそこに付随する文法や知識を学んでいくやり方です。最後に、日本史は、中学受験時から私の最も苦手とする分野であり、最後まで先生の期待に応えられるような学習はできませんでしたが、現代文やその他にもつながる知識として、少しでも自分の中の抵抗を減らし、安定した勉強時間を確保できるように努めました。ここまで、全ての科目にあえて安定という言葉を用いたことにお気づきでしょうか。Cria.に在籍して2年半に及ぶ受験勉強を終えた今思うことは、受験勉強に必要なのは、瞬間的な最高高度ではなく、安定した低空飛行だということです。「来週までに単語帳1冊完璧にする」といったその場限りのやる気に頼った発想を捨て、自分の気持ちの浮き沈みに影響されないような勉強法を先生方とともに作り上げることができれば、きっといつの間にか成果が出ていると思います。私はCria.入りたてのころの1回を除いて模試も受けませんでした。その結果にペースを乱されるくらいなら必ずしも受ける必要はないと思います。最終的に、合格したにもかかわらず私はあまり達成感を感じていません。何が正解かは分かりませんが、「気づいたら受かってた」と思えるくらい、「頑張らないけれどやることはやる」というような姿勢、環境づくりをするのもひとつのやり方かもしれません。ところで、その環境づくりに関して、機材面からも少し記しておきたいと思います。私は勉強においてスマホやPCを封印する、というやり方はよくないと思っています。むしろ無料でも非常に優れたサービスが多数そろっている現代において、それらをいかに活用するかを考えるべきでしょう。Cria.ではiPadを必需品として案内されると思いますが、私はそれに加えてPCを用意することを強く推奨したいです。勉強において、調べるという行為は必要不可欠だと思います。大学に行けばなおさらそうであると聞きます。この調べてそれを何らかの形でアウトプットするという作業は、PCとスマホやタブレットとでは大きな差が生まれます。3万円前後の中古ノートPCでも十分なので、ぜひ使いこなしてほしいと思います。それではモバイル機器は使えないかというとそんなことはなく、大事なのは使い分けです。単語帳アプリやPodcastアプリなど受け身で利用する用途には最適でしょう。それから、教材を印刷するのか、iPadとApple Pencilで済ませるかは個人の好みだと思いますが、プリンターを利用する場合は大容量インクタンク方式のモノクロプリンターが圧倒的におすすめです。どうしてもカラーが必要な時はコンビニを利用しましょう。Cria.の良い点は新しいやり方をどんどん試させてもらえるところです。興味の持てるサービスをどんどん先生に提案してみましょう。きっと相談に乗ってくださるはずです。長くなりましたが、ここまでの文章で、なにか今後の勉強のヒントになることを記せていたらとても嬉しく思います。最後に、私がこのような文章を書いたのはひとえにCria.の先生方への感謝の思いからであり、それが伝わっていることを願います。本当にありがとうございました。

東京理科大学 理学部 合格 by K.Mくん

合格大学学部学科
東京理科大学理学部 

一つの勉強法の資料として、浪人中に1番点数の上がった英語について書こうと思います。浪人中は、現役での失敗を踏まえ、英語の点数をあげることに注力していました。その上で注意していたのが、単純に英単語を暗記するなどの短絡的な方法に走るのではなく、英語力を総合的にあげる方法を確立することでした。最初に取り組んだのが英単語です。リベラルゼミやstandardの単語を基礎として、その上に新しい単語を積み重ねていくイメージで覚えていきました。次に取り組んだのがリスニングです。いくつかの教材やアプリを使い、耳を英語に慣らしていき、どれぐらい読解力が成長しているかの判断にも使っていました。また、同時に始めたのが英語を日常的なものにすることです。スマホやタブレットの設定言語や、ネットニュースを英語にして生活するようにしました。英語に対するハードルを下げ、より勉強しやすくするためにやっていました。これらが軌道に乗った後、新しく始めたのが、英文作成、オールイングリッシュの授業、英文の乱読です。英文作成は記事の英文を読み、その感想や意見を英語で書いていました。オールイングリッシュの授業は、全ての会話を英語で行っていました。主に英文作成で私が作ったものを議論してくという形でやっていました。英文の乱読は、先生が用意してくれた英語資料を毎日読んでいました。個人的に、オールイングリッシュの授業は、終始先生に頼りっぱなしでしたが1番面白かったと思います。また、上記のものに加え長文読解もやっていました。基本的に長文読解は、新しいものをやるのはリベラルゼミで扱ったものだけで、ほとんどは一度は読んだことのあるものを中心にやっていました。 熟語や文法は受験直前にのテコ入れをしてもらい、受験に臨みました。以上のものを一年間やっていましたが、これら全てがうまく噛み合ってくれたおかげで英語の得点が伸びたと思います。また、浪人中に沢山の本を読んでいたのも一つの要因だと思います。多少難しい本でも先生が解説してくれるので、貴重な読書体験が得られたと思います。英語だけで見たとき、どこの大学でも現役に比べ格段に点数が上がっていたので、この方法の効果はある程度実証できたように感じます。これは私のやり方ですが、何かの参考になればと思います。

慶応義塾大学 医学部 合格 by R.Sくん

合格大学学部学科
慶応義塾大学医学部 

指定校推薦(内部推薦)のためのアドバイス① 本格的に推薦を狙い始めた時期、理由などについて私は高校受験時、つまり中学三年生の時には既に医学部に進学したいと考えていたため、医学部への内部進学が可能な慶応の付属高校を第一志望にし、第二志望以降は医学部に一般受験で入るために必要な環境が揃っている高校を選んでいました。そのため、推薦を狙い始めた時期は入学が決まったタイミングでした。推薦による進学を目指した理由としては主に二つあります。まず一つ目は、受験時の高校の説明会にて、慶應では全校生徒の3%にあたる数の推薦枠が医学部にあるということを聞き、どうせそれくらいの勉強はできないと一般受験ではトップレベルの医学部には入れないだろうと考えていたためで、ある意味自分の覚悟を試すということでもありました。二つ目の理由としては、これは大変情けない話ではありますが、慶應に行けば最悪の場合でも慶應義塾の大学に行けるというある受け皿があったからであります。三年間一つの目標に向かって努力を続けるということは精神的にかなりつらいことが予想されていたため、このすべり止めは私の中ではかなり重要なファクターでした。② 定期テストへの取り組み方について私が一番大事にしていたのは、この日はこれを最低でも終わらせようというノルマ、計画を遅くても一か月前には既に決定しておくことでした。正直なところ、ちゃんとした計画さえあればあとは気合でなんとかするとしか言いようがありません。勉強は気合です。しかし、学校の先生方というのはテスト前ぎりぎりまでの内容をテストの範囲にしたり、レポート課題を急に出したりと生徒の予定をぶち壊すことを生きがいとしているようなので、最悪でもテスト二週間前にはテストを受ける予定で計画を立てていました。事実として、高校三年間で九回あった定期テストの勉強スケジュールが計画通りに進んだことは一度もありませんでした。そのため、せめてテスト一か月前からは勉強が進んでいても、もう余裕だから今日はここまででいいやと言って早めに寝ようとしたりさぼったりするのはやめた方がいいです。大抵その次の日に時間のかかる課題が出て昨夜の自分を恨むことになります。また、効率というのも勉強するにおいて重要ではありますが、効率の良い勉強法というのは人によって千差万別であると私は考えているため、確証をもって言えることはほとんどありません。私と共に医学部に進学する同級生に聞いてもみんな全然違うアプローチをとっているようですし、世間一般的に勉強ができるほうであるとされている他の同級生に聞いても、共通解は気合以外には存在しないように思えます。再三言わせていただきますが、計画と気合です。強いて言うならば、私の学校にはテストの過去問を部活の後輩に渡す文化というものが存在したので、テスト問題を友人たちと研究することがかなり役に立ちましたが、これが他の学校で通用するかはわかりません。③ テスト前以外の勉強習慣について私の学校では、理系の人間にはとても重いレポート課題が常に課されていたため、ほとんどの時間をレポートに割いていました。レポートのない日にはとにかく学校や塾で教わったことの復習をしていましたが、あまりにも根を詰めすぎると燃え尽きてしまう可能性があるため、とりあえず理屈が抑えられるくらいでよいと思います。また、移動時間やお風呂に入っている時間にその日習ったことを頭の中で整理する習慣を持つと、かなり難解な事象でも割と筋道が見えたりする気がします。④ 受験勉強(Cria)の学校授業、定期テストなどへの活かし方など一般入試のための受験勉強がどのように学校の授業や定期テストへ役立つかという話ですが、Criaに通う利点は主に三点あると私は思っています。  まず一点目として挙げられるのは、前もって授業の内容を把握していると余裕が生まれるという点です。少なくとも私の学校では、高校で学習する範囲を大きく超えた内容を授業で扱う事が多々あったのですが、そのような高度な授業を行う代償として、通常の高校で習ういわゆる基礎となる部分を教わる際にはとても速足で授業が進んでいました。その中で、元から基礎が多少なりともできていた私が持っていたアドバンテージは計り知れないと思います。また、このような環境に身を置いていなくとも、わかりにくい先生の授業などはどの学校にもあると思います。そんな時に自分だけ授業を復習程度に受けられるというのはとても魅力的ではないでしょうか。次に二点目として挙げられるのは、期末テストで授業では扱わない難易度の問題が急に出てきたときに一般受験の勉強がとても役に立つという点です。理系のテストの最終問題でとてつもない難しさの問題が急に出てくるという体験はほとんどの方が経験したことがあると思いますが、普通であれば落として当然の問題を正解できるというのも周囲との差を広げることに繋がります。  最後に三点目ですが、これは単純に定期テストへ向けて勉強をする際に、理系科目の勉強に費やす時間が圧倒的に減らせるという点です。これはつまり、より多くの勉強時間を文系科目に割けるようになるということを意味していますので、Criaへ通うことは理系科目の成績だけでなく、全体的な成績の向上につながると言っても過言ではないと思います。また、これは高校の定期テストとは関係ないことですが、医学部に無事入学できた後のことを考えてみると、推薦を狙っていても受験勉強を行う事の大切さがわかると思います。大学に入った後も当然我々学生は勉強を続けるわけですが、一般入試を用いて医学部に入学してきた猛者たちが蔓延っている環境でどのようにして生き延びるかというのはとても重要な話だと思います。正真正銘の化け物に囲まれ、化け物であることが受講の条件である講義を受けることになるのです。武器は少しでも多い方がいいでしょう。⑤ 3年間継続させるためのアドバイスなど全てのテストで毎回良い点数をとるということは並大抵のことではありませんし、プレッシャーもかなり大きいです。私も、私と共に医学部に進学した戦友たちもみんな三年生のテスト期間中は毎晩のように涙で枕を濡らしていました。その中でも頑張るためには、自分と同じ志を持つ友人を持つことが大切だと思います。また、勉強以外の趣味や習い事をしたり、部活に入るのもいいでしょう。私はテスト期間を除く高校三年間、週に一回ピアノとテニスの習い事に通っていました。あとは、夏休みなどの長期休みには存分に羽を休めることも大切です。とりあえず最初の2年間を目途に頑張ってみてください。そのあとはこれまでの努力を無駄にしてはならないという原動力で前に進むことができると思います。

東北大学 医学部 合格 by H.Kさん

合格大学学部学科
東北大学医学部 

合格体験記を書けるほど立派な受験勉強をしてきたわけではありませんが、できるだけ詳しく書きますので誰かのお役に立てれば幸いです。私は中学受験に失敗し地元の中学校に進学したため、東京一工・医学部合格者の多く占める中高一貫校の出身ではないことをまずはじめに断っておきます。3年前に高校受験を経て都立高校に入学しています。ですから3年間で中高一貫校と戦うだけの力をつけることが難関国公立に現役合格するための必要条件でした。しかしながら、厳しさで言えば校内でもかなり上位の部活に入部してしまいましたので、とにかく隙間時間を活用し生活や思考の中心に学業を持ってくることで学力の強化を図っていました。志望校決定までのプロセスについて少しお話ししておきます。医師になりたいというのは小学生の段階からあり、なぜ医学部なのか、という質問には答えづらいのでどのように大学を選んだのかについてのみ話させていただきます。  まず、私は医学部志望ですが同時に海外志向が大変強い人間でもあります。日本でも海外でも医療行為ができる状態にしたいという思いからハンガリーの国立医大を志望していましたが、コロナウイルスの状況や現地の政治情勢、金銭的な負担を考慮し断念しました。そして田舎すぎない、研究環境が整っている、医局が強いという条件から東北大学を選びました。調べていく中で現役生のみに受験資格が与えられるAOⅡ期という受験制度を知り出願した次第です。(AOといっても一般同様、4教科記述式の学力試験がメインです。)この受験制度を知っている方が周りに一切おらず、また受験時期が一般と大きくズレているため準備を一人で進めなければならないのはかなり大変でした。この受験制度を利用する方はほとんどいらっしゃらないと思いますし、私自身本命は一般でしたのでここから先は一般にむけてどう勉強してきたかについて書かせていただきます。
特別な勉強はしていませんが、(ⅰ)学校の授業を疎かにしない、(ⅱ)criaの授業の復習は3日以内に行う、(ⅲ)週ごとの計画を厳守する  という3点は意識していました。
まず(ⅰ)についてです。criaでの課題をやることと学校の授業を大切にすることは両立し得ない(から学校は捨てる)ことのように捉えている方もいらっしゃるかもしれませんがそんなことは一切ないと思います。私は高校2年生の7月に入塾したのでそれまでの1年3ヶ月は学校の授業のみで勉強していましたし(当時はそれで十分でした)、入塾後も塾の復習として授業を活用していました。criaでの授業は論理を大枠で理解し、難易度の高い問題を扱うという形でしたので、学校では細かい証明の穴を確認したり、抜け気味だった基礎を徹底したりするよう意識していました。現役生であれば週5日*8時間は学校に拘束されるわけですから活用するに越したことはないと思います。続いて(ⅱ)についてです。正直、criaは復習をしないのであればあまり通う意味がないと考えています。私以外の方がどのような形で授業を受けていらっしゃるか分かりませんが、少なくとも私の場合はとんでもないスピード(入塾から3ヶ月で数Ⅲを一周、半年で物理化学の全範囲終了)で授業が進みましたので復習で細かい理解をする必要がありました。そして私にとって授業の延長の感覚で復習する(一から問題を読み直さずに済む)条件が授業から3日以内の復習でした。学校に行く前に授業動画のダウンロードと問題を印刷を行い、それを帰りまでに終わらせるようにしていました。復習へのハードルが低いうちに終わらせることは時短にもなりますし深い理解につながります。  具体的な復習としては数物化全てA4版のノートの左側に問題の印刷を貼り右側に答案を書くという形を取っていました。授業の動画や板書は極力見ずに解き、確認が必要な場合にはダウンロードしてきた動画を再生します。もう一度自分の力で答案を作ることで自分がどこで詰まったのか、何が足りなかったのが鮮明になるのでおすすめです。ノートにまとめておくことで長期休みでの復習がしやすくなりますし、また目に見えた形で積み重なるので自信にもなります。(ⅲ)についてです。去年慶應の医学部に進学された先輩が最低一ヶ月前には計画をすでに決定しておくとお話しされていたので私も実践しましたが、根が怠惰&同じ教科を連続して勉強したい私はあえなく撃沈しました。それまでも勉強計画はことごとく頓挫してきており、結果たどり着いたのが以下の方法です。  まず入試時期から逆算してこの月にはここまで完成させる、という大まかな目標を立てます。(あとから修正は加えましたが)私は高一の段階で作成していましたので、ここでは割愛させていただきます。つぎにその計画に基づいて各月の終わりに自身の課題を確認し、次の月にやるべきタスクと概算した所要時間を算出します。所要時間が、確保できる勉強時間をオーバーする場合にはタスクを削ったり、翌々月に回していました。次にこれらタスクを優先度の高い順に一週間でやるべきものとして落とし込みます。何曜日に何をやるかは自由ですがその週のタスクは次の週には持ち込めません。次の週にも同程度の課題が待っているわけですから負債を残したら最後、もう回収できないくらいに思っていた方が良いです。隙間時間(学校の昼休みなど)をフルに活用して、意地でも終わらせる気概が必要かもしれません。例えば私は朝友人と通学していましたが、待ち合わせの2、3分前に家の外に出て英単語を覚えていました。傲慢ですが私に合格できた要因があったとすれば、それは高二までの勉強の積み重ねだと思います。私の在籍する高校は各中学校のトップ層が集まるので、勉強のスペックが高い人が多いです。凡人の私は周りが本気を出し始めたら自分は追いつけないということを、入学してすぐに悟りました。ここで対人関係や部活に対して良いのか悪いのか冷淡になれた気がします。以前のブログから借用すれば、幻滅に近い感覚だったのかもしれません。国公立医学部に現役で合格したいというのは高一で既にありましたので、「周りが勉強し始めてどんなに追い抜かされても現役合格できるくらいの学力を高二までにつける」ことを目標にしました。前述の通り部活が週5であり、土曜講習や模試などが入ると1ヶ月1日も休みがないということも多かったので体力的にも精神的にも厳しいものでしたが、周りには合わせない自己中心さと冷酷さで勉強できたのかなと思います。凡人は努力するしかありません。周りと比べてもその人たちと必要な勉強量は違いますから、精神を摩耗するだけだと思います。戦う相手はいつでも自分一人です。そしてその努力の手段や工夫が上記の(ⅰ)から(ⅲ)でした。また休校期間は同じ部活で学業優秀な友人とオンライン授業後毎日7-8時間無言で電話を繋ぎ勉強、分からなければ質問しあっていました。長時間同じ部屋で一人勉強するのはやはり飽きるので休校中これは大変有効でした。ただこの電話はかなり相手を選ぶのでこちらが利用できる相手を冷酷に選んだほうが良いかもしれません。他にも練習試合などの外出時はいつでも参考書を持ち歩き、使用する電子機器の言語はすべて英語にするなど学習に費やせる機会は逃さないようにしていました。(これも隙間時間を活用するための工夫の一つです。)もちろん人によってどの方法が合うのかは違いますからこれらを参考にしつつ試行錯誤してみてください。そして私の後悔についても書いておきます。こうできればもっと上を目指せたかもしれない、と思っていることなのでこれから受験される方は反面教師として活用していただければと思います。大学受験ではよく、厚く一周するよりは薄く何周もする方が良いと言われていますが、その”薄く”は思っているほど薄くなかったと感じています。正直、1週目は概要を理解すれば良いくらいの感覚でいたので2週目に大変苦労しました。当たり前ですが基礎のない上に発展は乗りません。私は高校2年生の7月に入塾し、そもそも重ね塗りできる回数が少なかった(=2週目の難易度の飛躍が著しかった)のもあると思いますが、基礎が危うかったことで復習に必要以上の時間がかかり、そして忘れるのも早かったです。応用できる範囲も限られてしまっていました。***3までは脊髄反射で解けるレベルに持っていき、暗記事項もその場で覚えきっていればもう少し演習量がこなせたのではないかと後悔しています。ここまで長々と書いてきましたが、私が勉強に懸けてこられたのはその先にしかない成長があると信じてきたからです。自分自身を高めなければ得られない考え方や出会えない友人、環境は確かに存在しています。高校受験も大学受験もそれらを求めて勉強してきました。実際、高校で得た機会を利用してフォーラムに参加したり、友人と社会問題について議論したりした経験は大きな財産ですし、人間としても成長させてくれたと思います。私が努力できた根源はここにあります。新しい、レベルの高い環境だからこそ得られる人間的な成長を求めて貪欲に努力してみてください。criaにはその環境が揃っています。応援しています。

慶應義塾大学 商学部 合格 by A.Yさん

合格大学学部学科
慶應義塾大学商学部 
成蹊大学経営学部 

自分の中でcria.に通っていてよかったと感じたこと2つについて触れたいと思います。1つ目は現代文の成績の向上です。
Cria.では高校1年から現代文の授業を受けはじめ、現代文を受け始めた頃は授業の中での先生の問いかけに対して自分ではほとんど返答することができず、「例えばどういうことですか?」と聞かれた際にしどろもどろになった挙句、何も答えられないという状況が常でした。しかし、文章の内容を背景知識や周辺知識を加えて詳しく説明されたことや記述問題を解いた際には解き直しを徹底的に授業で行ったことが功を奏しました。次第に日常でも使えるような言い回しや語彙が増え、文章を理解する速度が上がったことで先生との受け答えもはっきりするようになり、高校3年生で今まで解いてきた文章の解き直しをするために解説動画を見返すようになると過去の授業を受けている自分の姿を今の自分と比較することができ、成長が実感できるとともに勉強を続けるモチベーションにもつながりました。結果的に、慶應大学の受験の本番では特に現代文で滑ることはなく、他大学の受験では現代文のマークで満点をとったりもしたので、受講したての頃の自分からは考えられないような成長ができたと思います。
2つ目はcria.の便利さです。
cira.での教材はデータ化されて全てアプリに入っていますし、遠くに住んで居る場合はわざわざ塾に通う必要はなく、授業はオンラインでかつ全て録画しているのでWIFIとやる気さえあればいくらでも勉強できる環境ができています。また、家での勉強が手につかなくなり武〇塾に追加で通うかどうかを迷っていた際には新しくオンライン自習教室を試行してもらったりと、個人の相談に則って様々な模索、提案をしてもらえるのでとても助かりました。
最後に受験は最後の最後まで何が起こるかわかりません。私自身慶應にはなんとか受かりましたが、大逆転ホームランに賭けて最後まであきらめずに頑張って下さい。健闘を祈ります。

東京医科大学医学部 合格 by O.Bさん

合格大学学部学科
東京医科大学医学部 

自分自身の経歴は特に役に立たないと思うので、恥ずかしながら二浪、三浪における偏差値(最後に受けた模試における)と共通テストでとれた%の偏移を書きたいと思います。
(自分は三浪時から全科目クリアで受講しています。)
二浪    共通テスト85%  数67  化65  物69  英62
三浪    共通テスト84%  数68  化65  物69  英65
偏移を見て分かる通り二浪と三浪で大幅に偏差値は伸びていません。しかし自分の学力は大きく伸び、志望校に合格しました。
具体的に学力が伸びた例をあげるとするなら、去年までだと解けなかったであろう東大の問題が解けたり、様々な私大医の入試試験で一次通過したことなどが挙げられます。
自分が思うに模試というのは、完全なる学力のバロメーターにはなりえず、周囲に人がいるという状況で時間配分を決め問題を解くという訓練に過ぎないと思います。ではどうやって学力を測るのか?それは日々の学習を自分以外の人に客観的に評価してもらう必要があります。
クリアには長年にわたり様々な生徒を指導してきた経験豊富な先生方がいらっしゃいます。
その先生方に自分という受験生を査定してもらえばよいのです。
次に具体的にどのような指導を受けたかを述べたいと思います。
私は先生方から出された宿題をこなし、添削してもらい、弱点があれば適宜授業、という形式の指導を受けていました。
そして解けなかった問題は定着させるために、時期を置いてまた宿題になりました。
私は医学部を志望していたので出されるのは難問ばかりでしたが、その難問も3周・4周もすれば自分のものになりました。ですのでやりもしない参考書を買いに行く必要もありません。
またクリアには全分野の様々な難易度の問題がテキストとして用意されていました。
弱点は基礎から、得意分野は難問からといった具合に全分野の問題を網羅的に演習するので、二浪時にも頭にあった学習分野に穴があるんじゃないか?という心配は無くなりました。
ただし大切なことは日々の学習の態度です。
せっかく添削ていただき何周も問題をやったとしても、何かを学び取ろうという態度でなければ、従来の予備校のような受動的な学習と変わらなくなってしまいます。
ですので問題には真摯に取り組んでいただければと思います。